〜20年度より新規事業が始まります〜

セラピードッグとは

セラピードッグとは、お医者さんと犬を訓練する人と一緒に、
病院などで人間を助けるために働く、特別な訓練を受けた犬の
ことです。

動物の力を借りて人間の健康を回復させる治療法は、お医者さん
や薬とは別の効果をもたらします。
セラピードッグの活動は、日本でも少しずつ広がっています。


「動物介在療法(AAT)とは、医療現場で、動物を介して行う『治療』
 であり医療の一環として行われます。
 アメリカでは約60年の歴史があり、多くの医療施設、高齢者施設、
 児童施設などで大きな成果をあげています。訓練された犬たち(セ
 ラピードッグ)は患者の心身の状態に向き合い、辛いリハビリに寄り
 沿うことにより、身体と精神の機能回復を補助します。」

「セラピードッグとは、あらゆる犬種が持つ人間への忠誠心と深い愛情
 を使い、各障害者または高齢者、そして医療の現場で、医師と医学に
 基づいたプログラムを組んで人の病気を治療し、健康を促進する役目
 をもつ犬たちです。」
         (大木トオル著「セラピードッグの世界」日本経済新聞社 2009 P18)




「セラピードッグ講演会in青森」

2007年11月18日(日)。
国際セラピードッグ協会代表の大木トオル氏をお招きして講演会を開催いたしました。
講演会では老人施設などでの動物介在療法の成果や小学校等での講演の様子を紹介するとともに、
捨て犬や処分寸前の動物達の現状を交えてお話下さいました。


講演後には現役で活躍している二匹のセラピードッグ達が見事 な実演を披露してくれました。

   
  

施設見学

講演会終了後、青森でもセラピードッグ活動が出来ないかと何度も話し合いました。

大木先生に相談したところ、まずは施設等を見学してからという事 になり、理事3名が銀座の「国際セラピードッグ協会」、松戸の「トレーニングプラザ」を見学してきました。
犬にあわせた空調と清潔な施設で、犬達は一生懸命訓練していました。
とても人懐こい犬たちで、大切にされている事が伝わってきます。
大木先生から改めてたくさんのアドバイスを頂き、とても有意義な時間を過ごしてきました。
理事1名が大木先生の下、住み込みで2年間訓練士の勉強をしてきました。

ウッディとブルース

2008年3月30日。青森県・県獣医師会・動物愛護協会主催で「セラピードッグ講演会」が開催されました。
この日、青森県の処分施設から三頭の犬が選ばれました。
一頭は新しい飼い主さんのもとへ。残る二頭は大木先生に「ウッディ」と「ブルース」と名付けられ、
千葉県の「トレーニングプラザ」でセラピードッグ候補として生活しています。

新規事業始動

アニマル・サポート青森は20年度から今までの活動に加え、
新規事業として「セラピードッグ及びトレーナー育成」を実施していきます。

平成23年度
・【セラピードッグふれあう会・定期訓練会in青森】(7.30)
・【セラピードッグ定期訓練会】(10.16 11.13)
・【青森県動物愛護センターふれあい活動見学(弘前市さわらび)】(7.5)
・【青森県動物愛護センターふれあい活動見学(田茂木野ループ緑寿の里)】(10.21)

平成22年度
・【セラピードッグ定期訓練会】(7.4 8.22 10.24 11.28 1.29 2.27) ※3.20東日本大震災の影響により中止
・【弘前学院大学 セラピードッグ訓練犬デモンストレーション】(1.24)
・【青森市長表敬訪問】(1.27)

平成21年度
・【セラピードッグ講演会・訓練会in青森】(6.13)
・【国際セラピードッグ協会・トレーニングセンター見学】(9.26)
・【心得セミナー受講】(9.27)
・【セラピードッグ定期訓練会 (開催地:青森市)】(10.10 11.23 12.13 2.7)

平成20年度
・【セラピードッグ訓練会】(8.3 9.23 11.30 2.22)
・【ミニ訓練会】(7.2 9.2 10.18 11.29 3.30)
・【国際セラピードッグ協会・トレーニングセンター見学】(4.21)
・【セラピードッグ訓練会in青森】(10.26)

平成19年度
・【セラピードッグ講演会in青森】(11.18)